東京で「皇居ランニング」が話題になるように、昨今ではハーフマラソン・フルマラソンが全国各地で開催されるなど、一躍「マラソンブーム」が到来しています。 東京オリンピックの開催が決まったことで、スポーツへの関心、健康志向が益々高まっています。
マラソンの楽しみ方は千差万別。 企業でもチームを発足したり、スポーツジムでもランナー同志がチーム戦を楽しむなど、「マラソン」という競技がコミュニケーションツールとして機能しています。
ジョギングウェアやシューズなどの販売も盛んで、スポーツメーカー各社から最新のウェアが販売されています。
一方で、マラソンによるスポーツ障害も増加傾向にあることをご存知でしょうか？「ランナー膝」「シンスプリント」と呼ばれる膝関節の故障です。走ると鈍痛があり、重症化すると踵をつくだけでもビキッと痛みが走ります。
こうなってしまってはランナーにとって命とり。正しいフォームや日々のメンテナンスの重要性が認識されつつあります。
「ランナー膝」は膝関節周辺のスポーツ障害の総称で、別名、腸脛靱帯炎（ちょうけいじんたいえん）とも呼ばれています。 長距離を毎日走るランナーに多いスポーツ障害ですが、「走る」スポーツ全般にもよく起こります。例えば、野球、サッカー、ラグビー、バスケットボール等は、膝関節に毎日のように大きな負荷がかかるスポーツです。
主な原因は、オーバーユースとクールダウン、アイシング等のアフターケア不足。
具体的には、練習量過多、ストレッチやウォームアップ不足、休養不足などがあげられます。また、足にフィットしないシューズを履き続けることが原因となるケースもあり、シューズ選びやクッション性の高いインソール（中敷き）を敷く等、物理的な面からランナー肘を予防する対策もあります。
「シンスプリント」は、脛の内側や外側が痛む症状が出るもので、ひどくなると、立ったりするだけでも痛むようになります。 ヒラメ筋、腓腹筋（ひふくきん）、前脛骨筋（ぜんけいこつきん）などの筋肉疲労、あるいは周辺組織が炎症を起こすことによって引き起こされます。
ランナー膝の駆け込み寺のような存在の整骨院や整体院は、マッサージやテーピングによる悪化の予防や、ストレッチでのクールダウン法等を教えてくれる頼れる存在です。
柔道整復師である整骨院の先生は的確に対策を指示してくれます。 ランナーにとって通いなれた馴染みの整骨院があると心丈夫です。 また、整形外科でレントゲンやMRI検査を受けた経験があるランナーも多いのではないでしょうか。 骨や関節に手術が必要なほどの異常がみつかる事も考えられますが、いずれにせよ重要なことは日々のアフターケアや療養です。
中には、毎日温泉に通って療養するランナーも出てきています。 温泉には慢性疲労や筋肉疲労を和らげてくれる効果効能をもつものが多く、走った後の“ひとっ風呂”を楽しみにしているランナーも多いのではないでしょうか。
温泉による療養は日本のみならず、サッカーの本場イタリアでも保険適用されるほど重要視されている療養です。イタリアでは温泉の「泥」を患部につける「ファンゴ治療」がメインで、ドーピングの兼ね合いで薬を自由に使えないプロサッカー選手等のアスリートが多く治療に訪れています。
ここで疑問になるのが「温泉の何が体に良い効果をもたらすのか」という問題です。 実は、「別府温泉から発見した新型の温泉の藻」が、温泉効果をもたらす源の１つということがわかっています。 この温泉の藻は「RG92」という新種の藻で、抗炎症効果だけをもたらす珍しい特長があります。 明らかになっている抗炎症成分の効果には、抗炎症作用と対で炎症作用があります。 薬に作用と副作用があるのと同じ意味合いです。「RG92」の場合は、抗炎症効果だけをもつ非常に稀なタイプの藻で、そのメリットは計り知れないものがあります。
実際にランナーに「RG92」を使った場合、抗炎症効果によるランナー膝やシンスプリントの予防や、痛みの緩和に有効視されています。 「RG92」の使用方法には、肌に直接塗布する方法と、エレクトロポレーションという特別な機器を用い、患部に最速に浸透させる方法があります。
前者の利点は、ランニング後の筋肉疲労を緩和するアフターケアを自分で簡単にできること。 後者の利点は、痛みを伴う筋肉疲労の鎮痛目的に活用することができ、ランナーにとって頼りになる存在になること。
趣味や体力維持の一環としてフルマラソンやハーフマラソンを楽しまれている方にとって、早さや記録よりも「長く走ること」「楽しんで走れること」も大事な要素ではないでしょうか。
まるで温泉に入った後のようなアフターケアが自宅に簡単にできるRG92は、プロ・アマチュア問わず、ランナーの強い味方として注目されている成分です。